6−1−2 方向

断層の走向は北部でN45〜50゚W,南部で約N35゚W,南端の派生断層がN25〜30゚Wを示し、傾斜は鉛直ないし高角度で山側に傾斜していると推定される。

しかし、北部の大河内地区では断層が低角度化しており、小セグメントの端部では断層の構造が大きく変化している可能性があるものと考えられる。また上岡枝地区では、既存トレンチ調査から右雁行配列する断層が報告されており、本調査でもその可能性が示唆された。