5−6−2 地質踏査

図5−6−2に調査地点位置図および地質平面図を示す。基盤岩は花崗岩よりなる。下保木地区南方では、露頭の分布及び長門構造帯中の破砕帯の露頭(写真5−5−2)からNNW−SSEの花崗岩と長門構造帯及び豊浦層群を境する断層を推定した。この断層の北への延長は木屋川の沖積面上に延び、BOR1−1付近に延びると予想される。後述するように、BOR1−1で確認した断層破砕帯は、この断層の延長と考えられる。西側では豊浦層群(あるいは長門構造帯)が分布すると考えられる。