(4)豊西層群

露出している岩石の風化が激しいため、藤内畑地区の貴飯川流域付近以外では層理面を計測できなかった。わずかに計測できたいくつかの層理面は、ほぼ東−西走向で、北へ20〜30°傾斜していた。

豊西層群の上位には、N65°W、30°NEの走向・傾斜を示す不整合面を境として、関門層群の下関亜層群(デイサイト質凝灰岩)が堆積している。