(2)美祢層群

砂岩のなかに黒色頁岩が1枚挟まれているが、両岩石の境界付近は風化が激しく、直接層理面を計測できる露出は認められなかった。しかしながら、砂岩に見られる堆積面(層理面)と黒色頁岩の分布から、本層は、概ね東−西走向で、南へ約10°前後の低角で傾斜していると推定される。