(5)扇状地

扇状地は、木屋川に流入する沢の出口に一般に分布する。規模は様々であるが、歌野川沿いに広がる岡枝扇状地はとくに大規模である。堆積物は、S−2および下保木地区のボーリングによって確認された。S−2では、径2〜3cmから10cmほどの新鮮な円〜亜円礫がみられた。マトリックスの砂、シルトも新鮮である。また、ボーリングでは、基盤の花崗岩起源の真砂が、扇状地堆積物として堆積しているのが確認された。