2−7−3 花粉分析

花粉分析は、花粉胞子化石を混合物(堆積物など)中から分離し、同定し、統計処理を経て解析するもので、古植生・古環境解析、堆積機構の解析、地層対比、石炭・石油層の探査や品質判定などの燃料資源開発、農耕発達史等に広く応用されている。今回の調査では、古植生・古環境解析により、堆積物の形成年代を周辺の地層と対比して、間接的に推定するために行った。

今回の花粉分析は、大阪市立大学に依頼して行った。

以下、処理方法及び顕微鏡観察の詳細を示す。