(3)舘山No.3(掘削深度:25m)

・耕作土(深度0.00〜0.59m)

不均質な砂混じり粘土からなる。植物根を混入する。

・Ta3層:粘土〜砂(深度0.59〜1.78m)

上部は礫を少量混入する淘汰の悪い砂からなり、下部は、粘性の強い粘土層を主体とする。褐色を呈する。

・Ta2層:砂礫(深度1.78〜25.00m)

扇状地性の砂礫を主体とする。礫種は頁岩>安山岩>凝灰岩>花崗岩からなり、中礫〜大礫主体である。礫はほとんどが新鮮で硬質である。基質は細〜粗砂を主とし、少量の粘土が混入する。所々に粘土の薄層を挟在し、深度11.67〜13.40m間は粘性の強い灰色粘土が分布する。