5−2−5 長井市平山地区の調査結果のまとめ

図5−2−4図5−2−5に、本地区のボーリング断面図を示す。本地区では、平成12年度に引き続き詳細調査を実施したが、新たな年代データが得られなかった。また、扇状地性砂礫層が主体のため、浅層反射法探査やボーリングによっても断層による変形構造の詳細な把握は困難であることが判明した。

また、5.2.1章で述べたとおり、平成12年度時点で細分された扇状地性の地形面L4−1〜L4−3面がL4面一つに一括されることが明らかとなった。