(3)寺泉No.2b(掘削深度:2m)

・耕作土(深度0.00〜0.54m)

不均質な礫混じり粘土からなり、植物片を少量混入する。

・Te4層(深度0.54〜2.00m)

粘性土、砂からなり、上部では互層状を呈する。下部は、砂質粘土主体となる。砂層は中〜粗砂からなり比較的淘汰が悪く、火山岩の風化礫を少量混入する。また深度1.23〜1.28m間には、腐植質粘土を挟在し、材を少量混入する。

14C年代測定結果>

深度1.23〜1.28mの腐植質粘土において14C年代値410±45y.B.P、暦年補正年代値455〜510cal y.B.Pが得られた。また、深度1.78mの材より、14C年代値560±43y.B.P、暦年補正年代値530〜630cal y.B.Pが得られた。