(11)寺泉No.8(掘削深度:7m)

・耕作土(深度0.00〜0.68m)

砂混じり粘土を主体とし、植物片を全体に混入する。

・Te4層(深度0.68〜2.75m)

粘土と砂が互層状を呈する。粘土はほとんどが腐植質を呈し、砂分を混入する。砂層は中〜粗砂を主とし、比較的淘汰が良い。

・Te2層(深度2.75〜7.00m)

砂礫を主体とし、比較的均質な粘性土の薄層を挟在する。砂礫は、φ20mm程度の花崗岩、泥岩、凝灰岩などの亜円礫を主体とするが、下部では最大φ10cmの玉石も混入する。挟在する粘土は、均質で粘性が高い。