(10)寺泉No.7(掘削深度:7m)

・耕作土(深度0.00〜0.20m)

不均質な砂混じり粘土からなる。稲の破片を少量混入する。

・Te4層(深度0.20〜2.90m)

粘性土と砂層の互層からなる。粘性土は砂や腐植物を全体に混入する。砂層は中〜粗砂を主体とするが、上部では細粒砂も含まれる。比較的淘汰は良い。

・Te2層(深度2.90〜7.00m)

砂層と砂礫層の互層を主体とし、下部においては粘性土を挟在する。砂層は粗砂を主体とし、細礫を混入する。砂礫は、細礫〜中礫サイズの亜角〜亜円礫が主体で、最大φ60mmに達する。基質は中〜粗砂主体で粘土分を少量混入する。本層においては、粘性の強い粘土の薄層を所々に挟在する。