(6)大寺No.10孔(掘削深度3.5m)

〈層相記載〉

本孔は、地表より深度0.24mまで植物根を混入する表土からなる。深度0.24〜1.04mは、礫混じりのシルト〜腐植質シルトからなり、旧耕作土である。深度1.04〜1.26mは礫混じり腐植質粘土(強腐植)からなる。深度1.26〜1.64mは礫混じりシルトからなるが深度1.47mまではシルトが腐植質を呈する。深度1.64〜1.94mは均質な細砂からなり、粘土薄層を挟在する。深度1.94〜2.17mは細砂〜シルト主体で、一部、細礫や腐植質粘土を混入する。深度2.17〜2.94mは、細砂と中砂が互層する。深度2.94〜3.30はシルト混じり細砂で、腐植質シルト薄層を混入する。深度3.30〜3.43mは、礫混じり細砂からなる。深度3.43〜3.50mは礫混じり腐植質シルト(中腐植)からなる。