(5)両所No.5(掘削深度5m)

〈層相記載〉

本孔は、地表より深度0.20mまで、耕作土であり砂混じり粘土からなる。深度0.20〜1.20mは、盛土からなり褐色の中砂・礫混じり砂質粘土からなる。深度1.20〜1.50mは、暗灰色の砂混じり粘土で、礫を少量混入する。深度1.50〜2.10mは暗褐色の礫混じり砂質シルトからなり、φ1〜5cmの円〜角礫を点在する。

深度2.10〜5.00mは砂礫(寒河江川扇状地の本流性堆積物)からなる。礫は、中〜大礫サイズの円〜亜円礫主体で、礫支持である。礫種は、新鮮な花崗岩類>火山岩≒凝灰岩である。基質は、青灰色の粗砂である。