3−2−3 調査結果

調査結果を表3−2−1層序表、図3−2−3地質断面図にまとめる。本地区の地層は層相と14C年代によってtsT〜tsXの5層に区分した。

比較的連続性の良いtsU層(約6,000〜8,000年前の腐植土層)が西に向かって深度を増していることがわかる。その下位のtsV層についてみると、No.4地点とNo.5地点の間及びNo.6地点とNo.7地点の間において下面に高度差が生じている。この場所は、平成10年度の反射法探査によって断層が推定されていた位置にほぼ一致する。

表3−2−1層序表(松山町土渕地区)