5−7 山辺町大寺地区

この地区では、平成10年度にトレンチ調査を実施し、最終活動時期がある程度限定された。また、約9,000年前前後に断層活動による地層変形があった可能性が考えられる。この約9,000年前前後の断層活動時期を特定することは、山形盆地断層帯南部の活動間隔を特定するために重要な意味をもっている。このため平成11年度においてこの地区における補完調査を計画した。