3−6−1 調査目的および調査手法

山形市村木沢地区における反射法探査は、山形盆地南部に連続する活断層が複数の並列した断層として地表に到達している可能性について検討するために実施した。これは、山辺町大寺地区で実施されたトレンチ調査が、山形盆地南部の断層系の活動履歴を代表するかを検討する材料として反射法探査によって得られる地下構造によって、山形盆地南部に連続する断層の活動様式を明らかにするためにも重要となるためである。