3−2−3 現場データ取得

調査はミニバイブロサイスを震源とする「共通反射点重合法(CDPスタッキング)」に基づく反射法探査であり、受振点間隔10m、発信点間隔10m、チャンネル数は標準120、とした。調査の原理図3−2−4に示し、作業の概念図を図3−2−5に示した。探査に使用した機材ならびに測定の仕様を以下に示した。

<測定期間>

平成10年10月27〜29日

<発震系>

震   源      ミニバイブレーター1台

スイープ数/発震点  5回

スイープ周波数     10〜120HZ

スイープ長        24 sec

発震点間隔       10m

総発震点数       193点

<受振系>

固有周波数       10HZ

受振器数/受振点   9個

受振点間隔       10m

総受振点数       186点

受振器総展開長    1850m

<記録系>

探鉱機           GDAPS−4

サンプル間隔       2 msec

記録長           3 sec

チャンネル数       標準100,最大140