(4)掘削工法

断層を境界としてその両側には白亜紀後期の和泉層群と鮮新世〜更新世の堆積物である菖蒲谷層がそれぞれ分布し,これを覆って第四系の堆積物が分布していることが推定された.

これらの地層におけるボーリング調査の実績が最も高く,コアの採取率も90%以上が得られる「油圧式ロータリーボーリング機械」を用いたロータリー掘削工法とした.