(1)海老坂断層

富山県(1978)をはじめとする各文献では、海老坂峠を通る国道160号沿いに海老坂断層を推定し、藤井・竹村(1979)変位量は小さいながらも第四紀更新世西田層を切る断層露頭を確認し、竹村(1983)では高位段丘面を4m変位させる断層と記載している。しかし、主断層の位置及び構造・活動度については把握されていない。