(3)石名田木舟(イシナダキフネ)遺跡:福岡町木舟地内

調査実施:財団法人 富山県文化振興財団(1996年実施)

遺跡概要:中世と近世の建物跡など

地震痕跡:噴砂(図3−1−18

噴砂の割れ目の長さは6cm〜6m、幅は約1cm〜最大80cmとかなり大きい。13世紀後半の柱穴が埋まった後、噴砂が切っているので、噴砂の時期は13世紀後半となる。

この時期の被害を与えた可能性のある地震は、1586年天正地震、1858年飛越地震が考えられる。