測量は、以下の場所でいかに示すそれぞれの項目を実施した。
庄川地区(庄川町示野地内):地形標高測量
井波地区(井波町市街地):地形横断測量
は市街地であることから、掘削調査が困難であるため、高清水断層による地形の変位状況を把握することを目的とした。
精度は4級相当で行い、標高・座標はそれぞれ付近の三角点から求めた。
安居・法林寺・東城寺地区:極浅層反射法探査測線測量
極浅層反射法探査の実施の前段階として、S波振源の起振個所および受振器を設置する場所に対して、設定した測線(付図参照)の始点から1mピッチでマーキングおよび標高を求めた。
トレンチ・ピット域の平面測量(平板測量)
トレンチ実施個所(法林寺・東城寺)、ピット実施個所(安居東、安居西、岩木、箕谷)の6個所では、それぞれ掘削個所を中心として概略50m×50mの範囲の地形状況を把握する目的で平板測量を実施した。縮尺は1/200とした。
以下に測量方法の模式図を示す。
図4−2−1測量の方法(概略)