5−5−1 法林寺断層

活断層によって変位を受けている段丘堆積物中の変位量、年代値が求まれば、過去数万年間の断層の活動性(平均変位速度)を把握することができると見られる。ただし、最新活動時期が決定できる可能性があるのは、安居地区の東側のピット地点であるが、ここでも新期の堆積物による削り込みがあれば、最新活動時期を決定できない可能性がある。