3−2−1 目的

浅層反射法探査は、地表で人工的に地震波を発生させ、地下の地層境界で反射して地表に戻ってくる反射波をとらえることにより、地下の地質状況を探査する方法である。地表での探査により、地下の地質構造の視覚的なイメージを得ることができる。本調査においては、法林寺断層および高清水断層の構造形態を明らかとするために、それぞれ福光町法林寺地内と井波町連代寺地内において、深度数百m程度までを対象とした反射法探査を行った。震源には、深度千メートル程度までを対象として、分解能の高い探査を行うのに適したバイブレータ型震源(ミニバイブ)を用いて探査を行った。

探査実施期間:平成10年11月10日〜平成10年11月21日

反射法探査実施:応用地質株式会社 探査工学研究所 開発部

甲斐田 康弘、遠山 信彦、信岡 大