(1)平成9年度調査

箱根ヶ崎の立川断層を挟む2本のボーリングで、断層の沈降側の旧狭山ヶ池の閉塞した時期を粘土層の分布位置から推定し、隆起側の立川礫層の上面との比較から平均変位速度は、約0.25m/1,000年とした。

また、旧狭山ヶ池が形成され、砂礫層の上面に細粒の堆積物が堆積した時点が過去の断層活動の1回を示しているとし、以下の年代を示した。

BP21,960±70年以降それよりも新しい時代では、断層活動の痕跡が認められていない。