(2)トレンチの形状

トレンチの深度は、新町レキ層を確認するまでとした。深度が3m以上になるおそれがあったため、斜面の安全上の問題から、掘削傾斜を45度(1:1.0)とした。また、長さは、撓曲帯の幅を想定し、当初より東西に長く設定した。しかし、安全上の問題から、用地東方にある岩蔵街道の道路擁壁を変状させないように、掘削の影響が及ばない範囲として道路擁壁より3m離した。また、のり面途中に小段は設けないこととした(図5−2参照)。