(3)セグメント区分

これまでの研究では、東から鳴門断層、神田断層、父尾断層、三野断層、池田断層の5つのセグメントに区分されている。しかし、上記のトレンチ掘削調査などによると、神田断層と父尾断層は1596年慶長近畿地震で活動した可能性がある。また、平野部伏在断層(または鳴門断層)も同時に活動した可能性がある。これらの断層を対象としてトレンチ掘削調査を行うことにより、セグメント区分を検討する資料としたい。三野断層や池田断層についても適した場所があればトレンチ掘削調査を実施し、セグメント区分検討の資料とする。