(2)測定手法

国土地理院1/50,000地形図名では、「大垣」,「長浜」,「竹生島」,一部であるが「彦根東部」,「津島」にまたがる。その中でも主な地域は同1/25,000図幅で「関ケ原」,「長浜」,「虎御前山」,「美束」,「大垣」,「養老」図幅である。調査地域においてLaCoste & Romberg社製G型重力計及びシントレックス社製自動重力計CG−3Mを用いて、約1,000箇所で重力測定を行なうと共に既存の測定資料(金沢大学の内部資料)を編集してできるだけ詳細な重力異常図を作成した。縮尺は、全域については1/50,000,関ケ原町を含む中心地域については1/25,000である。ここでいう重力異常は、ブ−ゲ異常と言われるものであり、地下構造を最も良く反映したものである。

表2−3−2−1  使用重力計一覧