調査件名:埼玉県活断層調査業務(関東平野北西縁断層帯深谷断層調査)
調査目的:本調査は、平成10年度の調査結果を踏まえて、表層地盤を対象とした調査を行い、断層の活動性などについてさらに究明することを目的とする。また、これまでに得られた調査結果をもとに深谷断層を総合的に評価し、県北部における地震危険度評価及び地震防災に関する基礎資料を得る。
調査期間:平成 11 年 5 月 〜 平成 12 年 3 月
委 員 会:地域活断層調査委員会の構成
委 員 長 堀口萬吉 埼玉大学名誉教授
副委員長 角田史雄 埼玉大学工学部教授
委 員 山崎晴雄 東京都立大学大学院教授
委 員 菊地隆男 東京都立大学大学院教授
委 員 纐纈一起 東京大学地震研究所助教授
委 員 杉山雄一 通商産業省工業技術院地質調査所
地震地質部活断層研究室長
委 員 遠藤秀典 通商産業省工業技術院地質調査所
環境地質部環境地質研究室長
調査担当:自治体担当者
埼玉県環境生活部 防災局長 村松 義規
消防防災課 課長 畠山 義行
主幹 古里 実
主査 小川 浩
主任 小沢 きよみ
調査協力者
群馬大学名誉教授(火山灰分析) 新井 房夫
埼玉県立入間向陽高校教諭(礫種分析) 鈴木 禎一
埼玉県立和光高校教諭(礫種鑑定) 保科 裕
元佼正学園高校教諭(礫種鑑定) 武井 晛朔
実施業者
(株)阪神コンサルタンツ 常務取締役 横田 裕
技術開発部 野田 利一
末廣 匡基
調査地域:関東平野北西縁断層帯が分布する地域一帯。とくに、深谷断層周辺部を重点調査区域とした(図1−1参照)。
調査内容:本調査の内容および数量は以下のとおりである。
1)反射法地震探査
S波による反射法地震探査
岡部S波A測線: 310m
岡部S波B測線: 209m
本庄S波測線 : 227m
2)ボーリング調査
φ86mmオールコアボーリング
No.1地点 : 30m
No.2地点 : 25m
No.3地点 : 25m
No.4地点 : 20m
3)試料分析
放射性炭素年代測定 : 4試料(AMS)
放射性炭素年代測定 : 3試料(β線計数)
火山灰分析 : 8試料
花粉分析 : 28試料
珪藻分析 : 8試料
砂粒組成分析 : 16試料
礫種構成分析 : 10試料
4)総合解析
平成10〜11年度に実施された物理探査、ボーリング調査などの結果をもとに、
断層の詳細な構造や活動性などについて総合的な検討を行い、
深谷断層の性状について考察する。