(2)ボーリング調査結果

当地区域では、b`−1孔で300m、b`−2〜A−4孔で各100mのボーリングを実施した。 A測線では、綾瀬川の谷部(綾瀬川との交点付近)で実施したb`−3孔で、海成の粘土を主とする沖積層が、また、b`−2孔で、谷頭部に分布する有機質土を含む沖積層が更新統を覆って分布する。b`−3孔では標高+2m付近に砂層が分布し、その上部は有機質土となっている。

更新統について、岩相および火山灰の対比から地層境界の分布構造を検討した。

その結果、前述のように、B層中部を中心をした部分で層相の変化に富むものの、全体としてはほぼ水平方向に分布することがわかった。

特に、標高−20m付近にみられる有機物を含む火山灰層、標高−44mに位置するB層基底の礫層下面と、その下位に分布する貝化石片を含む、シルト、砂、および火山灰層の組合せ、ならびにその下位に分布するC層中部の均質な砂層は、4孔を通じ同一の分布高度を示す。