2−2 主要文献の概要

元荒川構造帯、特に綾瀬川断層に関する文献としては、清水・堀口(1981)、角田・埼玉人工地震観測グループ(1981)、垣見ほか(1982)、Yamazaki(1984)、堀口・角田(1987)、活断層研究会(1991)および笠原(1993)が挙げられる。これらの文献に基づいて作成した綾瀬川断層等の性状を表2−2にまとめて示す。ここでは、綾瀬川断層の性状について詳述している清水・堀口(1981)および堀口・角田(1987)の研究について以下に要約する。