(1)阪本地区

阪本地区において、昨年度調査(先行ボーリング2本、トレンチ2箇所)では断層の撓曲部の変位量しか捉えることが出来なかった。よって追加調査として、昨年度のトレンチ先行ボーリングよりも更に断層から離れたところで、上盤11m(ボーリングNo.0)、下盤33m(ボーリングNo.3)のボーリング調査を実施した。(図1−5)。

昨年度調査ではNo.1とNo.2の両ボーリングの標高‐15〜0m付近で池田下火山灰が確認され、地層対比の指標となったが、本調査においては火山灰が確認されなかった(図1−6)。