2−3−2 測定作業

発震点間隔は20mとし,バイブレーターを所定の発震点位置に移動させ所望の回数 だけ発震を行う.観測された地震波形は,アンプボックスで増幅した後バンドパスフィ ルタ−を掛け,A/D 変換して所望のスタック数だけ加算してボックス内に記憶し,1震 源点における発震が終了した後,記録を順次観測本部に伝送する.観測本部ではまず相 互相関演算(コリレ−ション)を行い通常の記録に直した後,モニタ−で記録の良否を 確認し,磁気テ−プに収録した.

  1発震点における観測(発震〜データ収録)終了後,バイブレーターを次の発震点位置に移動させ,順次観測を行った.

  なお,1発震点に対する受震区間は,測線終端付近を除き発震点から前方120ch (2.4km)以上を原則とし,観測が終了した発震点後方の受震機材は,回収して順次測線の前方に移動・設置した.