(2)浅部反射法探査結果とボーリング調査結果

図2−4−2−3図2−4−2−4参照)

a.中深部探査と同様の形態の断層が、距離程150〜190m付近に確認できる。

b.周辺のボーリング資料からみて、K−Ah火山灰層に相当すると推定される反射面は、断層の南側で深度22〜28mに、北側で深度31〜36m付近のものである。反射断面からみて、断層による変位は、5m程度と推定される。

c.断層推定位置付近で実施したボーリングおよびジオスライサー調査では、深度10m以浅の表層部の地層には、断層による変位は確認されなかった。