(1) 火山灰分析

主な分析結果を図2−3−2−1図2−3−2−2に示す。

・後述する花粉分析結果からステージ5eに相当すると判断された地層(丹生台地の岡層、大野川右岸地区No.3孔の深度50m付近、日岡A孔の深度48m付近)には、特徴的な軽石層が含まれている。火山ガラスの分析により、これらは、肉眼での判断と同様に、ガラスの性格も類似していることが判明した。

・大野川右岸地区No.2孔の深度34.65m付近と日岡B孔の深度52.1mの火山灰層は、いずれもAT火山灰であることが判明した。