3−6 重合およびマイグレ−ション・深度変換

@ミュ−ト・重合

速度解析で得た速度分布を用いてNMO補正し、ミュ−ト後、重合を行った。

Aタイムバリアントフィルタ−

重合後の時間断面について周波数解析(フィルタ−テスト)を行い、タイムバリアントフィルタ−を定めた。図10−1図10−2図10−3図10−4にフィルタ−テストの結果を示す。決定したフィルタ−の特性は表1の通りである。

Bマイグレ−ション

重合後時間断面を水平方向の速度分布が均一なストレッチ断面(深度方向には速度変化を認める)に変換した後、波動場補外法(位相移動によるイメ−ジングと下方接続)によるFKマイグレ−ションを行った。

C深度変換

マイグレ−ション後の時間断面を、マイグレ−ションに用いたRMS速度より求めた平均区間速度を用いて深度変換した。