(1)資料の基本データ収集結果

試料の詰まったコアパイプは電動鋸により1m毎に切断し、油圧押し出し器により内部の資料を押し出す。この時、試料はステンレスワイヤーにより縦に二分割し、一方を分析用に使用、他方は再現性の確認の為保存するものとする。

切断面を霧吹きで洗浄した後、目視による堆積物の観察を行った。明瞭な堆積層としては、アカホヤ火山灰とYF−1層が認められた。アカホヤ火山灰層は乳白色のよく締まった細粒砂状を呈しており、目視でみる厚さは5〜10cm程度であった。

写真3−1写真3−2写真3−3写真3−4写真3−5写真3−6写真3−7写真3−8に分析を実施した8本分のコア写真(半裁後)を示す。

写真3−1 bep00−11コア写真

写真3−2 bep00−02コア写真

写真3−3 bep00−03コア写真

写真3−4 bep00−05コア写真

写真3−5 bep00−08コア写真

写真3−6 bep00−10コア写真

写真3−7 bep00−14コア写真

写真3−8 bep00−15コア写真