4−4 地形縦断測量及びピット調査(古寺地区)

五十公野丘陵東縁断層の実態を把握するために,古寺地区で地形縦断測量とピット調査を実施した.古寺地区に分布する沖積扇状地の扇頂と扇端を含めた測線を扇面の最大傾斜方向に設定し,水準測量を行うことによって地形断面を把握した.また,ピット調査は,扇央付近の適地でスコップを用いて人力で掘削した.掘削により,地層を観察するとともに火山灰,腐植層,材等の年代試料の有無を確認した.