(6)速度検層(PS検層)結果の概要

B−1の深度0〜66mでP波検層を、深度0〜36mでS波検層を実施した。

P波検層では、概ね深度にかかわらず一定の速度値が得られた。

S波検層では、コア観察による地層境界と速度の変換点は必ずしも一致する結果は得られなかったものの、深度に従って速度値の増加が認められた。また、深度36m以深の東海層群には、地表で発振したS波が到達しないことが分かった。

検層結果を図1−4−4に示す。

図1−4−4 走時曲線図