活断層に関する調査は、阪神・淡路大地震を契機に、活断層の存在確認や活動性の把握などを目的として、全国的に実施されております。本市の場合、従来からその存在が推定されながら詳細が明らかでなかった「天白河口断層」を対象として実施してまいりました。最終年度の平成１０年度は、平成８年度及び９年度の調査結果を踏まえて、断層の性状、活動性等についての総合解析を実施いたしました。

なお、３ヶ年にわたる本調査を実施するにあたり、名古屋市断層調査委員会（青木治三委員長）の委員・調査員各位の熱心なご指導と、関係機関・事業所の方々の献身的なご協力を賜り、ここに関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

平成１１年３月

名古屋市