7−2−7 予想される地震の規模

断層の長さから松田の式(注)によって本断層帯の活動により発生する地震の規模を算出すると、M7.3程度と推定される。また、その際には、この地震の規模からみて、断層の南側が2〜3m程度(松田の式注)による算出値は、2.4m)沈降する変位を生じる可能性がある。

(注):松田(1975)の経験式

多くの地震データから、断層の長さをLkm、断層の上下方向の変位量をDm、地震の規模(マグニチュード)をMとすると以下の関係式が知られている。

    LogL=0.6M−2.9

LogD=0.6M−4.0