6−3 地震データ

震源再決定した地震は、1984年9月〜2004年10月に島原半島周辺(北緯32.65°〜32.9°、東経129.85°〜130.6°の範囲)で発生した11,578個の地震である。

また、使用した観測点は九州大学・気象庁・Hi−net・鹿児島大学などの計168点である。地震波速度構造は、水平成層構造を仮定した。

震源再決定の計算においては、Double−Differenceをとる地震のペアの最大距離を10 km、観測走時が8個以上の地震をデータとして使用するという制限を与えた。