6−1−2 有喜沖海域

有喜沖の橘湾北部には音波探査の結果東西走向で北落ち主体の断層群が分布する。この内F−4断層は海上試料採取による解析の結果、K−Ah以降3回のイベントが認められる。

7.4−6.7ka:変位量0.30m

4.7−3.1ka:変位量0.55m

1.9−0.2ka:変位量0.30m

F−4断層のK−Ah以降の変位量は0.9mであり、平均変位速度は0.12m/kyである。