(1)小浜〜金浜沖海域

小浜〜金浜沖の探査海域では、24本の断層が認められた。いずれも東西に延長する形状を呈しているが、変位の方向は北落ち・南落ちが不規則に分布している。最も延長の長いものでも3km弱で、全般的には1km未満のものが多く認められた。

金浜沖には延長は1km前後と小規模なものであるが、表層の堆積物に明瞭な累積性をもった変位がみられる断層が分布し(南側よりF−1、F−2、F−3断層)、海上試料採取(ピストンコアリング)を実施した。