(11)古期青麻山火山噴出物層(Ast)

青麻山東方の白石川左岸〜松川右岸の小山地に広く分布する。灰褐色〜灰色を呈する火山礫凝灰岩,凝灰角礫岩,火山角礫岩,軽石凝灰岩を主体とし,一部泥流堆積物も認められる(写真4−2−8)。先青麻山湖成堆積物層を傾斜不整合に覆う(写真4−2−9)。

写真4−2−7 先青麻山火山湖成堆積物層の露頭状況

(褐色を呈する砂,シルトの互層からなる。)

写真4−2−8 古期青麻山火山噴出物層の露頭状況

写真4−2−9 先青麻山火山湖成堆積物層と古期青麻山火山噴出物層の不整合面の露頭状況

(写真上部が古期青麻山火山噴出物層,下部が先青麻山湖成堆積物層。

緑の点線は先青麻山湖成堆積物層中のシルトの層理,破線は不整合面)