(3)B−3孔

●崖錐堆積物(深度0.00〜6.20m)

深度0.35mまでは表土。礫混じり砂質シルト,シルト質砂礫からなり,上部の礫混じり砂質シルトに混入する礫はくさり礫主体だが,シルト質砂礫では新鮮,硬質な礫を多く含むようになる。下位の茂庭層との境界角度は20〜25°。

●茂庭層(深度6.20〜10.12m)

粗粒砂岩及び粗粒砂岩,シルト岩の互層からなる。シルト岩にみられる層理面の傾斜は30〜45°。下位の高舘層との境界角度は約45°。

●高舘層(深度10.12〜20.00m)

凝灰角礫岩,安山岩質溶岩からなる。

・凝灰角礫岩(深度10.12〜15.00m):φ5〜15cm程度の新鮮な安山岩礫を多く混入する。

・安山岩質溶岩(深度15.00〜20.00m):粗粒,

塊状の安山岩溶岩。硬質で割れ目が多く発達。

図3(B.3) B3孔