4−2 極浅層反射法探査

長町−利府線とほぼ直交する2本の測線を設定して探査を行った結果,地表から深度60m付近までの地下浅部で,緩やかに撓曲する複数の反射面が確認できた。いずれの測線でも地表付近まで達する断層は確認できなかった。

L1測線上ではボーリングを実施しており,反射面とボーリングデータを対比することができた。反射面は主要な地質境界と良く対応しており,反射面の地質学的解釈がなされた。