2−1−2 ボーリング調査結果

平成13年度のボーリング調査では、上盤、下盤ともに、段丘礫層、その下位に東海層群の礫岩、砂岩、シルト岩の基盤が観察されている。本年度調査では、平成13年度実施のボーリング調査で、上盤側と判断されたAUB−7と、下盤側と判断されたAUB−8の中間地点で、ボーリングAUB−9を実施した。ボーリング調査の結果、基盤の東海層群および段丘堆積物層の分布深度からAUB−9は上盤側と判断し、断層通過位置はAUB−8〜AUB−9間であると推定した。地質断面を図2−3に示す。