3−2−3 断層長による地震規模の想定

起震断層における地震のマグニチュード(ML)、断層の長さ(L)との間には松田(1975)の経験式がある。すなわち、

<断層長とマグニチュードの関係>

logL=0.6 ML−2.9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)

ただし、L:断層長(km)

ML:断層長Lの時の最大マグニチュード

ここで、断層長は布引山地東縁断層帯(北部)が27 km、布引山地東縁断層帯(南部)が17 kmである。(1)式にこれらの断層長を代入すると、各断層帯の活動によって想定される地震規模は

・ 布引山地東縁断層帯(北部):ML=7.2

・ 布引山地東縁断層帯(南部):ML=6.9

となる。

したがって、本県が地域防災計画を策定する場合には、上記の値を用いるのが妥当である。