(2)三波川帯(Sch)

・分布:中央構造線の南側に広く分布する。

・岩相:黒色で片理の著しい泥質片岩を主体とする。片理面は中央構造線に平行な東西性の走向を示し、北へ高角度で傾斜する。石英の分結脈を伴い、微褶曲が認められる。中央構造線に向かって次第に片理面沿いに粘土を狭在するようになり、破砕帯へ移化する。