(4)調査数量

トレンチは椋本地区において3箇所掘削した。

掘削のり面勾配は1:0.6(59.0°)を基本としたが、一部は不安定のため1:0.8(51.3°)とした。トレンチTM2のS面は断層の下盤側のシルトが崩れやすかったため、一部を切り直して1:0.8とした。

トレンチの寸法は以下のとおりである。このうち、TM3のS面は上部の土層の変形構造をさらに詳細に検討するため、南方へ3mシフトして拡張掘削し、これをTM3.2とした。

表2−3−1  トレンチ一覧表